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人気ランキング : 253838位
定価 : ¥ 714
販売元 : 文藝春秋
発売日 : 2002-10 |
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ようやく著者の真意がつかめました |
「いのちを守る地震防災学」を再読して気づいたのですが、震災で亡くなった方のうち「犠牲者のほとんどは、建物による圧死」であり、「倒壊した梁や柱の下敷きになった人の九〇パーセントが、地震発生から十五分以内に亡くなって」いるとのことです。
(「いのちを守る地震防災学」P83参照)
ですから、著者がこの本の中で指摘されているように「木造家屋の耐震補強」はとても重要であり、ぜひこの機会に財団法人建築防災協会のホームページで「誰でもできるわが家の耐震診断」をされることを強くお勧めします。
よく「サバイバルグッズ」などが最近もてはやされていますが、それは地震後の生存を前提としているものであり、それはそれでありがたいのですが、まずは「地震後の生存を確実にする」ことが重要であり、そのために耐震補強と家具類の固定が必須だと思います。
また、この本は防災システムや防災政策について考えるには良著だと思います。インフラ関係や非常時の政府の態勢に関する記述は私も知らなかったことが書いてあったので、とても勉強になりました。
「こうべからのメッセージ復刻版」と併読されることをお勧めします。
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期待はずれ |
期待をもって購入したがこれが期待ハズレ。例えば
P83
「サンフェルナンド地震の経験から、ライフラインの被害は、復旧にお金も時間もかかることがわかったのである」ほお!そりゃすごいですね!
しかも地震が起こると電話がかかりにくくなるという!
更に著者は何度も書いているが、かつて新聞で「生命線」と呼ばれていた言葉を「ライフライン」を呼ぶことがお気に入りらしい。ライフラインと呼ぶとなにか変わるのだろうか?
そして東大助教授の目黒さんとの会話
目黒「もし地震で亡くなった人の声を聞くことができたら、それらの人たちが、「ライフライン」が大切と言うだろうか。「私も私の家族も家の下敷きになって死んでしまった。こんなことになる前に、家を強くしておけば良かった。かえすがえすも残念だ。」と言う人が多いのではないか、ということなんです。」
片山「うん、目黒さんの言うとおりだと思います。事前に補強・改修することの大切さを本当に訴えることのできる人の多くは、亡くなってしまったんですね。」
そしてなぜ補強がすすまないかとの問いに目黒さんは地震のイメージが薄いことを挙げているが、この本ではまったくイメージできない!それになぜこっちではライフラインについて目黒さんの意見にすんなり賛同しているのやら。
イメージできないと言えば、見たことも無いような図が説明もなく羅列されており意味不明である。東京都の防災報告書の読み方という無意味なものまでくっついている。おそらく専門家や「社長さんのため」なのかもしれないが(社長のためのページがある)。
著者は現在防災科学技術研究所理事だそうである・・・。
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予言されていた東京大地震 |
このレビューを書いた日に、私は姉から「東京大地震はゴールデンウィークか9月に起こると予言した人がいる」と聞いた。同日の朝、福岡で再び地震があった。今度は震度5強、マグニチュードはえびの地震と同じく5.7だった。ちなみに今回、えびのは震度2を観測していたのである。更に、その後、震源地不明の地震では勿論福岡も揺れた。でも、私の家は大阪にあるから揺れなかった。一方東京大地震は、マグニチュードは、6.9と推定されるのだ。これは、新潟県中越地震のマグニチュードと福岡県西方沖地震の中間のマグニチュードだった。新潟県中越地震のマグニチュードである6.8は、1984年に長野県で起きた地震と同一のマグニチュードで、福岡県西方沖地震のマグニチュードである7.0は、1978年に伊豆大島の近海で起こった地震と同一のマグニチュードだった。そ、そして・・・。東海、東南海、南海・・・。東海のマグニチュードは8で、これはナフサタンク発火の切っ掛けとなった2003年に十勝沖で起きた地震と同一のマグニチュードで、前回の南海地震も同じマグニチュードだった。東南海のマグニチュードは8.1もある。そして、南海のマグニチュードは8.4もある。更に、3つ同時発生の場合は、マグニチュードは2005年度のスマトラ沖地震と同じく(気象庁の推定では8.5)8.7となる。
日本は「地震列島」と呼ばれる国だ。勿論地震のみならず活・休火山も多い。日本は最大の危機に襲われるのか!?
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首都圏に住む人がすぐにするべきことがしっかりと書かれている。 |
この分野の専門家である著者が、阪神・淡路で起こったことへの洞察から、具体的に、首都圏に住む人たちがするべきことを提言している。
死亡原因の最たるものが、家屋の倒壊である。
であるがゆえに、耐震基準に達しない家屋の持ち主は耐震工事とするべきである。
そして、あまりにも加入率の低い地震保険に加入するべきである。
するべきことを明快に述べた良書であり、この提言に真剣に耳を傾け、実行に移したいと思った次第。