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人気ランキング : 69197位
定価 : ¥ 1,200
販売元 : 文藝春秋
発売日 : 2005-02 |
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鎖につながれたまま |
マリは日本犬に近い雑種でした。震災時はお爺さんは家具の下敷きでマリは鎖に繋がれたまま逃げることも出来ず、恐ろしい目にあいました。
生まれたばかりの子犬たちが心配で心配で必死で暴れたことでしょう。
幸い鎖がはずれ、家屋に潰される事もなく主人が迎えに来るまで生き延びることができました。お爺さんもマリのおかげで命拾いしました。
マリが生きていたから、子犬も無事だったから感動の物語になってますが、災害時の動物達の処遇についても考えさせられます。
特にケージに入れられたままとかヒモにつながれたままの動物は逃げたくても逃げられないのだから。大切な家族の一員が悲惨な目に遭わぬよう願います。
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感動しました。 |
本屋さんで手にとって買う前に読んでしまいました。
母犬のマリのけなげなこと、涙がでます。
人間だけでなく動物達もつらかったんだろうなあ、と他人事に感じていた自分を省みてしまいました。
絵本なので私はプレゼントにえらびました。絵もかわいらしい。
山古志の豊かな自然を愛する村の人たちの気持ちもつたわってきます。
地震で悲惨な状況になった村の様子に心が痛みました。
そんななかでもマリが懸命に生きる姿に学ぶところがありました。
この本は購入すると利益の一部が地震の復興に使われるそうです。
この本を購入してすこしでも地震の被害の助けになれば、と買うことにしました。
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拝見しましたが… |
中越地震被災したのですが、私は幸いにして避難所に行かず済みました。
しかし、それは家の物置きに炊き出し用ストーブがあったからで、
それが無ければだめだったと思います。障害者の方とか、外国人の方、
要介護老人の方など…もご家族の方含めてすぐ避難所にいけないという
状況下、家族同様のはずのペットもなかなか連れ込めなかったのです。
ですので、家の外や避難所の外で、犬や猫を連れて車内避難されている方を
大勢拝見しました。それでも、連れてきてもらっただけ彼らは幸せだったのか、
と胸が痛みます。斎場や図書館までが避難所になっているありさま
だったのを思い出すのは、今も苦しいことです。山古志は当時の村長さんが
つらい決断をされたと思いますが、復興を心から願っています。
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新潟中越地震で被災した、ごく普通の母犬の物語 |
新潟中越地震の数時間前に、山古志村で三匹の子犬を産んだ飼い犬マリについて、実際にあった話をもとにした絵本(写真も載っていて、こちらの方が断然かわいい)。値段はちょっと高いが、犬は大好きだし、本の売り上げの一部が復興資金に充てられるそうなので、寄付を兼ねて購入した。
マリは特に名犬ではなく、犬離れしたお手柄を立てたわけでもない。ごく普通の雑種犬で、犬ならごく普通の事をしただけである。しかし、だからこそ、作り物めいたところがなく、マリのいかにも犬らしいけなげな愛情と、その結果の小さな”奇跡”にホロリとさせられる。また、地震直後の場面は、淡々とした描写ながらも、とても緊迫感があった。
だが、人間だけが避難させられ、村に置き去りにされてからのマリの物語は、致し方ない事ながら、人間の想像によるファンタジー的なものになってしまい、迫力が大幅にダウンしてしまった。地震直後の話に、もっとページを割いた方が良かったように思う。特に、飼い主が2時間もかけて階段を降りたというエピソードは、この物語の最重要のポイントだと思うので、あとがきでチラリと触れるだけではなく、本文でもしっかり描いてほしかった。
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子どもたちと一緒に読める、リアルの感動 |
平成16年10月23日。誰もが驚く大規模な地震が、大地震を危惧されていた東海でも関東でもなく新潟を突如襲った。
土砂崩れの犠牲になった親子、瓦礫に埋もれてしまった村…被災者はもちろんのこと、ニュースを知った誰もが、重過ぎる現実から目を逸らすことはできなかった。
この大地震によって失われた尊い命、そして、故郷を失った人々の悲痛な想いに対し、誰もがかける言葉すら失っていた。
そんな苛酷な現場で、初産の後まもなく被災した「若い母犬マリと三匹の子犬たち」は、何が起きたのかすらわからず、救助の手が差しのべられるまでの16日間、とにかく必死に生きる力、生命の声に従って生き延びた。
ろくな食べ物も、安全な寝場所もないという状況で、三匹の赤ん坊を抱えたマリは、痩せさらばえながらもひたむきに「生きる力」に導かれた。飼い主の祈りのような想い、そして生まれたばかりの子どもを守という理屈ではなく、マリは「生き抜く運命」に素直に従い、一匹も犠牲の子犬を出すことなく勝った。
山古志村、そこに住んでいた人々の「故郷」は、すっかり往時の面影を留めてはいない。けれどそこで必死に闘い、我が子を守り抜いたマリの姿は、それがたった一匹の犬であるにもかかわらず、山古志村の人々に「再び故郷を取り戻せるように、一から頑張ろう」という、希望の光を見せたのではないだろうか。
この本の売り上げの一部は中越地震復興のために使われるとのこと。
幼稚園児、小学生も、大人と一緒に読み理解することができるような構成にしてあることで、この本が広く日本中、いや、世界中に人々に読み継がれていくことを、そして被災地が一日でも早く「マリのように」生きる希望に満ち、復興することを願ってやまない。